アファンタジア研究チームの紹介文

 私たちの研究チームは,知覚心理学,認知心理学,視覚心理学,教育心理学,特別支援教育といった心理学領域を専門とする研究者に加えて,心理言語学,認知神経科学,神経情報学,工学といった多様な領域の研究者も一緒に研究を展開していることが特徴です。基礎知見の解明から,支援方法の開発,社会における理解促進までを目的としています。

髙橋 純一(福島大学)

齋藤 五大(東北大学)

杉村 伸一郎(広島大学)

大村 一史(山形大学)

安永 大地(金沢大学)

坂本 修一(東北大学電気通信研究所)

堀川友慈(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

行場次朗(尚絅学院大学)

アファンタジア研究チームの業績

<著書・学術論文>

  1. Takahashi, J., Saito, G., Omura, K., Yasunaga, D., Sugimura, S., Sakamoto, S., Horikawa, T., and Gyoba, J. (2023). Diversity of aphantasia revealed by multiple assessments of visual imagery, multisensory imagery, and cognitive style. Frontiers in Psychology, 14, 1174873.
  2. 髙橋純一・行場次朗(共訳)(2021)アファンタジア:イメージのない世界で生きる. 北大路書房. Kendle, A. Aphantasia: Experiences, perceptions, and insights. Oakamoor, Staffordshire: Dark River, 2017.
  3. 髙橋純一・行場次朗(2021)アファンタジア(aphantasia)に関する研究の動向. 心理学評論, 64, 161-174.
  4. Takahashi, J. and Gyoba, J. (2020). A preliminary single-case study of aphantasia in Japan.Tohoku PsychologicaFolia, 79, 26-32.

<学会発表など>

  1. 髙橋純一・齋藤五大・大村一史・安永大地・杉村伸一郎・坂本修一・堀川友慈・行場次朗(2023)アファンタジア当事者の日常生活における困難と対処法について. 日本認知心理学会第21回大会.
  2. 髙橋純一・齋藤五大・大村一史・安永大地・杉村伸一郎・坂本修一・堀川友慈・行場次朗(2022)アファンタジアの出現率とイメージ特性に関する調査. ヒューマン情報処理研究会(HIP).
  3. 髙橋純一(2022)アファンタジアの統御性. 日本イメージ心理学会第23回大会.
  4. 公募ワークショップ『アファンタジアとファンタジアの相互理解に向けて:心的イメージ論争再考』. 日本認知心理学会第20回大会.
  5. 公募シンポジウム『アファンタジアの心的イメージ特性:当事者のエピソードから』. 日本心理学会第86回大会.
  6. 髙橋純一・齋藤五大・大村一史・安永大地・杉村伸一郎・坂本修一・堀川友慈・行場次朗(2022)アファンタジアの出現率とサブタイプに関する調査. 日本認知心理学会第19回大会.
  7. 髙橋純一・行場次朗(2021)アファンタジア(心像多様性)の当事者を対象とした単一事例研究. 東北心理学会第74回大会.
  8. 髙橋純一・行場次朗(2021)アファンタジア(心像多様性)における心的イメージの特徴―著書「アファンタジア」の当事者エピソードから―. 日本イメージ心理学会第22回大会.
  9. 髙橋純一・行場次朗(2021)アファンタジア傾向者の心的イメージ特性に関する一事例研究. 日本認知心理学会第18回大会.
  10. 髙橋純一・行場次朗(2020)アファンタジア(aphantasia)の心的イメージ欠如に関する研究の動向. 日本イメージ心理学会第21回大会.